競馬予想のファクター「血統」
2011/12/28
競馬は「血が走る」血統のスポーツと言われている。 どのサラブレッドも、そのまた父も母も、祖先をたどればたった3頭の根幹種牡馬にたどり着くという話は、ある程度の競馬ファンならもはや常識である。 競馬予想において血統論は、産駒の特徴を表すものとして用いられる。 芝、ダートの適性、距離の長短適性、気性、体質、そして個々の種牡馬特有の遺伝形質などから、どんなレース条件ならその産駒たちが活躍するのかを、ある程度見極められる。 その血統を見る上でより重要視されるのが、種牡馬、つまり父方の血統だ。 産駒が大レースをいくつも勝ち、大種牡馬と呼ばれる馬たちには、共通の特徴がある。 ひとつは、自分によく似た馬を数多く輩出すること、もうひとつは、母親方の良さを引き出す遺伝能力があること。 良い種牡馬は、自らが持つ遺伝能力の高さを示すだけでなく、相手となる母親が持つ能力とのマッチングにも優れている。 こうしてたとえ自らが現役時代に短距離馬であっても、母方のスタミナを十分受け継ぐことで、生まれた産駒が距離万能で走れるケースはいくらでもある。 競馬新聞を見て、真っ先に種牡馬の名前に目が行く人は少数派だが、馬券を外したレースの後に「ああ、そう言えばあの種牡馬の仔だったか」と悔やむ人は大勢いる。 それが血統の怖さである。